〝OSシステム〟とは
作業性が良く環境に優しい
栽培現場で選ばれる
いちご⾼設栽培システム
「OSシステム」は、OSプランニングが提案する〝いちご⾼設栽培システム〟腰よりも高い位置で栽培する為、作業者の身体的負担を大幅に解消します。栽培する土地の地質に左右されず、土づくりも不要なので導入一年目から安定した生産が可能です。培地には植物性残さであるヤシガラを再利用。人にも環境にも優しい栽培システムです。
OSシステムが選ばれるポイント
01作業効率の改善・省力化を実現
高設栽培なので、立ったままの姿勢で栽培作業が行えます。立ったり座ったりという動作が無い為、作業者の身体的負担を大幅に解消します。また、同時に「自動潅水システム」を導入することで、毎日の水やりや液肥の調整も自動化でき、作業コストの削減が可能です。
02栽培初心者も安心
培地にはヤシガラを採用。有機物培地なので土耕に似た感覚で栽培でき、養液栽培が初めての方でも導入しやすいところが魅力です。時間のかかる土づくりや畝立ても不要。一定品質の培地と液肥を用いた栽培である為、栽培技術が習得しやすく、一年目から安定した生産を実現します。
03品質向上・
収穫期間の延長で収益UP
作業効率の改善がなされることにより、手入れ作業の質が上がり品質向上につながります。また、果実が宙に浮いているため果実温が上がりにくいのも特徴です。春は土耕栽培より果実品質が低下しにくく、収穫期間の延長が可能です。地面から離れている為、実が汚れにくく清潔感があるので観光農園にもおすすめです。
①トライアンベリー
保温性・保湿性に優れた発泡スチロール製の栽培ベッド。V字型構造で排水をより良好に、土壌病の蔓延や根腐れを抑えます。丈夫な高密度スチロールで耐久性があります。通常の栽培槽に比べ、培地量が少なく、初期コストを抑えることができます。
②水耕シート
水漏れを防ぐための厚手シート。排水口下の部分にバルブコックと取付することで、栽培槽に水を溜めることができ、定植しやすくなる工夫も可能です。
③ネット
温湯管が栽培ベッドの排水部分に落ちないよう防ぐためのネット。耐久性が高く、温度変化による伸縮もほとんどありません。
④温湯管
④ 40~50℃のお湯を管内に流すことで床暖房のように培地内を温めることができます。温湯管の有無で冬場のいちごの生育が大幅に変わります。
⑤根切りシート
栽培槽下までいちごの根を発根させないようにするためのシート。
⑥ルートリッチ(培地)
天然ヤシの実の繊維質とスポンジ質を独自の技術でバランスよく配合した有機物培地。常に30%以上の空気層を含み、弾力性があり、植物の根に理想的な水分環境を生み出します。
⑦潅水チューブ
等間隔で同じ量の水と液体肥料をいちごに与えることができるチューブ。排出孔の間隔もさまざまあるので、定植間隔を変えたい場合にも対応できます。
サイズ | 内寸:250mm / 外寸:300mm / 深さ:150mm |
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定植株数 | 約8,000株/10a |
培地量 | 約2L/株 |
導入事例
導入時期2021年8月
栽培面積18a
定植株数約13,000株
2021年から京都府八幡市でいちご栽培を始めました。もともと米と筍を育てていましたが、冬にできる作物を、ということでいちご栽培を決意しました。土足禁止の清潔な圃場で完熟いちごの味の追求に日々努めています。
初年度はいちごに関する知識や経験が少ないながらも、毎日いちごの様子を観察するなど、一生懸命にいちごに向き合われ、1年目から高品質のいちごを沢山収穫することに成功されました。独自ブランドでの販売を展開し、他のいちご農家との差別化を図るなど、工夫しながら栽培や販売を進めておられます。
充実したアフターフォロー
01各種マニュアルを完備
栽培管理や給液管理、給液装置のメンテナンスなど導入マニュアルを完備。初心者の方でも安心です。
02安心のメンテナンス
栽培システムの不具合や故障等、あらゆるトラブルに経験豊富なスタッフが対応いたします。
03定期訪問による栽培相談
専門スタッフによる「栽培コンサルティングプラン」もご用意しております。定期訪問で圃場の状況を見ながら、栽培相談やお困りごとに対してご提案をいたします。